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アウトドアブランド「カリマー」で加速する、アンドエスティHDの市場開拓。

2025年よりアンドエスティHDのグループに加わったカリマーインターナショナル株式会社。1946年に英国で生まれたアウトドアブランド「カリマー(KARRIMOR)」を中心に、2026年1月からはシアトル発のボトルブランド「ミアー(MiiR)」の販売代理店になるなど、アウトドア・スポーツの領域で拡大を続けています。今回は代表の栄木雅翔社長を迎え、今後のブランド戦略やカリマーのリランディングの方向性、どんな人材を求めているかなど幅広い視点で語ってもらいました。

世界で愛される「カリマー」と、
アウトドア・スポーツという新領域に挑戦。


カリマーインターナショナルの代表、栄木雅翔です。アダストリアで長くブランド事業に携わってきましたが、2025年にカリマーの企画・販売事業を全面的に任され、現在のポジションに就任しました。

最初は、アンドエスティHDの経営層との何気ない会話から始まりました。「今の自分たちに足りないものは何か」を話す中で浮上したのが、アウトドア・スポーツの領域。キャンプ用品やスポーツテイストのアイテムは既に展開しているものの、あくまでライト層向け。コアな市場はまだ開拓できていない状態でした。

新たな市場獲得に向けてブランドを探す中、ようやく出会えたのがカリマー。
長い歴史と強いレガシーを持つブランドが加わり、グループ全体のポートフォリオがより強固になったと感じます。


カリマーは、過酷な環境にも耐え得る製品の堅牢性(けんろうせい)がクライマーに評価されてきたブランドです。80年以上かけて「登山リュックと言えばカリマー」というイメージを確立してきました。

長く愛されてきたからこそ、既存ユーザーから「アンドエスティHDに加わったらブランドが変わってしまうのではないか」という不安が聞こえてきたのも事実です。
そういった声を受け止める中、僕たちが変わらず大事にしようと決めたのが堅牢性。リブランディングしながらも登山に適したクオリティを維持し、信頼を守りたいと考えています。

では反対に何が変わるのか。そのひとつが、山とファッションをつなげること。アクティビティに限定せず、ライフスタイル全般にフィットする提案をしていきたい。山を愛する人はもちろん、日常のさまざまなシーンでもファッションとして選ばれるブランドを目指そうとしています。

自然を愛するブランドとの出会いを、
よりいっそう増やしていきたい。


カリマーは主にアウトドア系ショップで販売されてきたため、ユーザーとのタッチポイントが限られていました。現在は卸販売に加え、アンドエスティHDグループの公式WEBストアand STでの販売もスタート。2027年には国内店舗も出店予定です。

そうなれば、もっと多くの人がブランドの世界観を体験できるようになるはず。
アンドエスティHDにはリアル店舗を1500以上展開・運営してきた実績があります。このノウハウを活かした出店計画を立てられるのは、グループ独自の強みと言えるでしょう。


また、今後は世界中からさまざまなアウトドア・スポーツブランドを迎え、海外ブランドビジネスのプラットフォーム企業としても事業を拡大予定です。

その第一弾が、シアトル発のボトルブランド「ミアー(MiiR)」。2026年1月に国内販売代理店として取り扱いをスタートしました。ミアーは自然保護や社会貢献に積極的なブランド。

創業者のブライアン氏とも話しましたが、自然を愛する価値観がカリマーと非常に近いと感じました。カリマーのリュックにはほぼ必ずボトルホルダーがあります。
せっかくなら、同じような理念を持つブランドのアイテムをユーザーの方に届けたい。そんな想いもありました。第二弾、第三弾と続く計画も既に進めていますので、今後の事業展開にもご期待ください。

趣味と仕事を分断するより、
趣味と仕事がつながる生き方を。


仕事とプライベートを完全に切り分けたいと考える人は多いですが、うちのメンバーは仕事と趣味が地続きになっている人が大半。
週末になればクライミング、キャンプ、サイクリング、釣りなど、自然を満喫している人ばかりです。僕も長く自転車競技をやっていますし、相当アクティブな社風でしょうね。

メンバーの趣味が製品に活かされているケースも多いです。
開発チームのスタッフは、サンプルが出来上がれば実際にそれを背負って山登りに行くんですよ。現地で使い心地を体験した上で、「ボトルホルダーの角度を変えよう」や「もっと堅牢性を高めよう」などと議論を繰り広げています。
それだけみんな自然を愛しているし、ものづくりに全力を投じているんです。彼らを見ていると、この仕事をするにあたってアウトドアが好きなことは素晴らしい価値につながると感じます。

ブランドの価値に結びつくなら
社員の趣味や遊びにも投資したい。


カリマーインターナショナルでは、社員が山登りに行ったら、休日でも交通費などを一部負担する福利厚生があります。休日に趣味を満喫しているだけなのに…という見方もあるかもしれません。
でも、うちのメンバーはプライベートでの体験を必ず仕事に活かしてくれるからこそ、積極的に支援したいと考えています。

またゆくゆくは、アウトドア関連のガイドやインストラクターといった資格取得のサポートも導入予定です。プロフェッショナルなメンバーが増えれば商品開発や接客面でプラスに働きますし、学びたい人がいれば全力で応援します。

それから、語学スキルアップの支援。
僕たちは海外の工場や本国のメンバーと直接やり取りをするので、グローバルな会議では英語をメインに使います。英語は採用の必須条件ではないですし、ほぼ話せない状態で入社した人もいますが、それでも海外との打ち合わせには出ていますし、意見もどんどん伝えてくれます。

グローバルな環境を楽しめる人とブランドをつくっていきたいから、語学学習制度も充実させたいですね。すべてを一度に実現するのは難しいですが、ブランドの成長を願うからこそ、まずは社員への投資を大切にする。

それが僕の人材育成に対する想いです。


■カリマーインターナショナル株式会社について


カリマーインターナショナル株式会社は、1946年に英国の北西部・ランカシャー カウンティ(州)でサイクルバッグメーカーとして創業したアウトドアブランド「karrimor(カリマー)」 の日本国内事業を中心に、スポーツ、アウトドア領域に特化したビジネスを展開しています。

Karrimor公式サイト: https://www.karrimor.jp/ext/label_lifestyle.html
公式Instagram:https://www.instagram.com/karrimor_japan/
公式X:https://www.instagram.com/karrimor_japan/


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